チェンバロ製作家安達正浩 – クラヴサン工房アダチ
〒465–0005 名古屋市名東区香流3–507
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チェンバロとは?という問いは、その起源を辿れば、人類史の壮大なロマンへと続く物語へ私たちを誘う。共鳴箱に弦を張り、硬い爪で弾いて音を奏でる鍵盤楽器チェンバロ。後期ルネッサンスからバロック時代の歴史の舞台に完成した形で登場し、人間の生きる喜び、また深遠な精神世界のファンタジーさらに神を賛美する音楽の僕として活躍し、絶対王政の時代、その豊かな高次倍音はチェンバロの音色に特有なクリスタルの輝きの与え、王の高貴さと威厳を象徴するに相応しく、貴族たちの音による肖像画を描く絵の具となった。
チェンバロの音楽の膨大なレパートリーは様々な人間の感情、感覚、信仰心、嘆き、別れ、恋の苦しみ、心をなぐさめ、共感し感動する作品に満ちています。チェンバロとは歴史の中で死んでしまった楽器ではなく時代を超えて我々の心の友としてともに感動を共感できる音楽とともに現代に生き続けるそんな楽器だといえると思います。
主宰: 安達正浩
愛知県名古屋市でチェンバロという楽器を中心に製作販売をしています。
「クラヴサン工房アダチ」はチェンバロ工房の屋号です。当チェンバロ工房は17、18世紀当時の製作法でフランス、フランドル、ドイツ、イタリア等の様式のチェンバロを詳細な注文に応じて一台一台手づくりで仕上げています。
名古屋、東京を中心に全国にチェンバロを納品、チェンバロコンサートサービス、修理、メンテナンス等を行っており、チェンバロの魅力を知ってもらいたいと講演、コンサート企画も多数手掛け、テレビ、ラジオ、本等の記事にも積極的に参加させて頂いております。
名古屋のチェンバロ工房於いてもチェンバロ講座:音楽講座、チェンバロ調律講座、レクチャーコンサート、チェンバロレッスン などを依頼に応じて不定期に行っています。
工房は自由にチェンバロに触れられるスペースとして開放しており、バロック音楽を楽しむ方々の情報交換の場所となればと思っております。またチェンバロを作ってみたい方々への指導もしており、多くの方が出入りし賑やかな工房としてご利用いただいております。
新URL https://adachi-cembalo.com ( adachi-cembalo.com )
今回のチェンバロ協会での講座に展示した楽器はAdachi cembalo製作工房の初期フレンチモデル(BASIC)です。工房は各種チェンバロのモデル、クラヴィコードを注文製作しております。